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勉強の「量」の重要さとたくさんやる方法(試作段階)

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はじめに

このブログは「勉強力の論理構造」を軸に作っていますが、それだと長期的には有効ですが、読者が最初に求めている「すぐ効く」「シンプルでわかりやすい」「やれば確かに効果が出る」という即効性がなくなります。なのでこの記事では、まず勉強ができるようになるために1番重要で即効性が高い勉強の「量」の大切さとたくさんやる方法について書きたいと思います。読者の方にはこの記事に書いてあるものだけでも覚えてもらえれば嬉しいです。まだ試作段階なのでもっと質の高いものにしていきます。

勉強の「量」の大切さ

勉強は「質」よりも「量」の方が大切な理由

勉強の「質」と「量」どちらが大切かという議論はよくありますが、勉強は圧倒的に「量」が大切です
その理由を説明します。
ここでいう「質」は1時間あたりの学習効果(集中力や理解度、効率的な学習方法)など勉強の中身を指します。「量」は勉強時間や問題集のページ数、参考書を読む回数など具体的な学習量を指します。

質には限界があるが、量には限界がない

まず理由の1つに「質」には限界があることです。集中力をどんなに高めても、効率的な学習方法を使っても所詮人間の1時間にできることには限界があります。なおかつ、ある程度までは「質」は簡単に上がりますが、それ以上は時間・労力に対して得られる成果が小さくなります。これはテストで80点は取れても100点はなかなか取れないのと同じです。つまり「質」はある程度のところからは上がりにくいということです。

そして「質」とは違い「量」には限界がありません。1時間の勉強を2時間にすればそれだけで量は2倍になります。

勉強成果をシンプルに式で表すと成果=質×量になります。
ここでは … 1時間で読めるページ数とか1時間で解ける問題の数など
     … 勉強時間(h)とします。
例:質20ページ × 量1時間 = 20ページ 
  質25ページ × 量1時間 = 25ページ

… 1時間あたりの学習効果(0〜1.0 の効率値で表す)
… 勉強時間(h)

例:質0.4×量1時間=0.4 
  質0.7×量1時間=0.7

仮に質が高くても量が足りなければ目標の成果には届きません。質が低くても量があれば目標の成果に届くことができます。そして勉強成果をシンプルに式で表すと成果=質×量になります。つまり量を増やすしかない

そもそも勉強は1時間で終わるようなものではない

そもそも勉強するものが1時間みたいな短い時間で終わるものがありません。例えば英検5級合格に必要な勉強時間は、英語学習経験の有無や学習ペースによって異なりますが、ゼロから始める場合、50時間程度が目安とされています。つまりどれだけ1時間でできることを上げても埋められない数字です。

  • =車のエンジンの性能(最低限まともなエンジンが必要)
  • =走る距離(走らなければ目的地に着かない)

👉 エンジンを改造しても少ししか速くならない。
👉 でも走らなければ、どんな高性能車でもゴールにたどり着けない。

勉強の成果は「質」×「量」で決まる

単純に「量」が足りない

本やYouTubeで「最強の勉強法」などの質を高める情報が拡散されているので成果が出ないのを質のせいにしてしまう人が多いです。ですがそういう質単純に「量」が足りないだけです。

そもそも皆んな元から「質」は低くない

「質」は大切じゃないんだと思った方もいるかもしれませんが、「質」ももちろん大切です。
ですが、皆さん元から「質」はそんなに低くないです。

量をやれば質も上がってくる

「量質転化の法則」とは、量をこなすことで質が向上するという法則のことです。学習やスポーツなど、様々な分野で経験的に知られています。量をこなすことで、知識やスキルが蓄積され、より効率的な方法や深い理解に繋がるという考え方です。

まとめ

勉強成果をシンプルに式で表すと成果=質×量になります。上記にも書いたとおり、質はどこかで頭打ちがきます。ということは成果を増やすには量を増やすしかないということです。なので質はある程度を目指して量を増やすことに意識を向けたほうがいいです。まずは「質は80点でいい」と割り切りましょう。完璧を求めて動けないより、80点の質で量をこなす方がはるかに成果は出ます。

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